2014-10-09

TAVARATAIVAS 「365日のシンプルライフ」


現在日本で公開中の映画、TAVARATAIVAS 「365日のシンプルライフ」観てきました!

「フィンランド人の若者が、失恋をきっかけに、自分の持ちモノすべてをリセットして
行った365日の”実験”生活。毎日「自分にとって必要なモノ」を考えながら、倉庫に預けた
荷物の中から1つずつモノを選んでいく。(パンフレットより)」

という内容で、最初は、生まれたままの状態から、実験が始りますw
1日1つ、倉庫の荷物から一番必要なものを取りに行く。というのが、1つのルールで話は、進みます。
その中で、本気でモノに向き合ったり、遠ざかったりを1年間繰り返しながら
本当に自分を幸せにしてくれるものは、何か?を探していきます。

この映画を観てどう思ったか?よりも、自分はどうだ?と、考える映画になると思います。






ここからは、それでも、モノを売ることが仕事な私の感想です。

きっと、映画を観なくてもみなさん知っていると思います。
たくさんモノを持っていることと、幸せ度が必ずしも、比例しないことくらい。
でもその逆に、人として生活していく上で、必要最低限のモノだけで暮らすというのが
「豊か」だとも思いません。
だからこそ、「自分で選ぶ」ということが必要になってくると思いました。
流行とか誰かが持ってるとかでは、なくて。



私たちサルミアッキも、セレクトショップでしかありません。
フィンランドデザインの中から、流行など関係なく、これから先何十年も使い続けられる
そして、最高にチャーミングなモノを真剣にセレクトしています。
1年くらいでダメになってしまうようなモノや、飽きてしまうようなモノは、絶対に選びません。

店の中のモノたちを見ると、あらためて気づかされます。
戦後、物資の少ない中、本気でモノづくりがされていた時代だったからこそ
こんなに輝いていて、サスティナブル(持続可能)な存在でいてくれるんだなぁ、と。

みなさんに無駄な消費をさせてしまわないためにも、私たち売る側が、
「本気で選ぶ」ことをしていかないと、いけないと強く思いました。


ちなみに、我が家は、めちゃめちゃモノが少ないですw
何か1つ買うにしても、すんごく、それもすんごーく悩みます。
高い、安い関係なく、本当に使えるか?長く愛用できるか?
そこまで?というくらい、悩みますw

でも、その中から勝ち残った精鋭たちは、本当に可愛くって大切な存在になります。









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