2016-07-08

BLUE WINGS

ブログの更新が久しぶりすぎて、なんだかお恥ずかしいです。
最近は、ツイッターやインスタ、フェイスブックで近況をお伝えしていたので
なかなか、ブログにまでたどり着けませんでした。ごめんなさい!
そんな筆不精な私が、ブログを書くのだから、よほどのことがあったのでしょうw




はい、そうです。
サルミアッキを掲げて10年。実店舗を持って6年。
毎日、毎日、フィンフィン言ってきた甲斐がありました。
フィンランド航空の機内誌BLUE WINGS に掲載されました!!!
そして、そして。まさかの表紙を飾っとりますwww







デデーーーン!



機内誌なので、飛行機に乗ると座席に1冊ずつ置いてあって、自由に読めます。が、英語の雑誌ですw
6月末から夏号に変わり、この夏、私たち世界中を飛び回っております!

表紙に書かれているタイトル。


Kyoto's next generation of Nordic
design lovers

素敵じゃありませんかっ!
北欧ブームも落ち着き、まさに次の世代の店のあり方をこれからもしっかり考え続けたいものです。


この夏にフィンエアー乗るよ!という方は、ぜひぜひ手にとってご覧下さい。
仲良くさせてもらっている、tomoominくんや、Scandinavia Stockさんretro numberさん、shioyäさんも一緒に掲載されて嬉しい!
京都の北欧は、次世代を走り始めていますよ!
フィンランド行けない方は、ぜひ京都へ遊びに来てください♪








去年のクリーニングデイ・フィンランドマーケットのことも紹介されてる!!

内容は、こちらのサイトから読めます!→ BLUE WINGS 2016 SUMMER




フィンエアーの機内誌だから、往復航空券とかくれてもいいのになぁとか、一瞬よぎったけど(笑)
いえいえ、もう掲載していただけること自体が、大変名誉なことでございますw






















2015-09-06

第2回クリーニングデイ・フィンランドマーケット終了致しました




先週、開催された第2回クリーニングデイ・フィンランドマーケット、無事に終了致しました。

前回の5月開催から、そんなに日も経ってなかったので、どのくらいアイテムが集まるかなぁ。
どのくらいお客様来てくださるかなぁ。と、不安でしたが、終わってみれば、
前回をはるかに超える、約1,000点の「北欧モッタイナイアイテム」が集まり
400人以上の北欧ファンのみなさまに、ご来場頂けました!






会場は、こんなに広かったはずなのですが、アイテムを並べてみれば。。。










今回は、全国からご自宅で眠っているアイテムを募集しました。
ご出品してくださったみなさま、ご協力誠にありがとうございます。
当日、入場制限をさせて頂いたりと、長時間お待たせしてしまったゲストのみなさんごめんなさい。
それでも、根気よく待って、たくさんのアップサイクル(お買い物)を楽しんで下さり、心から感謝いたします。


会場としてお貸しいただいた、京都キリスト福音教会のみなさんにも心からの感謝を伝えたいと思います。
そして最後に、一緒に出店してくれた仲間たちに、スペシャルキートスを☆







今回全国から集まった北欧モッタイナイアイテム988点のうち785点が、
新しいお家へ旅立ち、新しい役割をもらって過ごしています。


フィンランドでも何度となく見た光景です。

自分が使わなくなったアイテムも、次の使い手に必ず渡ってぐるぐる国内を巡ります。
古いアイテムも、新しい居場所と役割を与えられ、また違う魅力を持ち輝き始めます。
そんな光景は、必ずこの日本でも定着させなくては、ただただ、消費されるばかりです。

本当に良いデザイン、北欧デザインだからこそ叶えられるアップサイクル。
そんなイベントを開催できたことを、心から嬉しく思います。

そして、このフィンランド発祥のクリーニングデイというイベントを日本で広めてくれている
クリーニングデイジャパンのもりしたさん。本当にありがとう。






2015-08-09

旅の途中で「旅」をする。


日本も夏休み真っ盛りで、フィンランドに行かれる方も多い季節になりました!
この時期にぜひともオススメしたい、とっておきのレシピがあります。
そう、タイトル通りスオメンリンナの過ごし方をご紹介します☆

旅といえば、観光地を巡り、現地の食を満喫し、ショッピングして、写真を撮る。
そんなお約束の行動から、少しはずれたり、少し視点を変えてみるだけで、
ぐんと旅が美味しくなるのが、このフィンランド旅のレシピです。








さぁ、ではさっそく材料からご紹介してみましょう。

日曜日は、閉まっているお店も多いですが、蚤の市なら街のどこかで開催されているはず!
早起きして、蚤の市を物色しながら、マリメッコのファブリックを1枚見つけましょう。
そして、白樺やパイン材で作られたバスケットを1つ。
あと、ペーパーナプキンもあれば、かなり重宝します。

ここからのポイントは、買ったばかりのバスケットに材料を、どんどん入れていくこと。
旅行中にいつも身につけてるリュックやポーチは、この日はお留守番です。






そして、次は、街の中心にあるストックマンデパートに寄って、美味しそうなサンドイッチと飲み物を調達。
甘いデザートやプッラ(菓子パン)もお忘れなく。

エスプラナーディ通りを抜け、着いたマーケット広場では、ブルーベリーやリンゴなどフルーツを買いましょう。




























すべての材料がバスケットに入ったところで、マーケット広場から出航しているフェリーに乗り込みます。
そう、ここからスオメンリンナへのショートトリップが始まります。


マーケット広場からフェリーで約15分。
バルト海の爽やかな風に吹かれながら見る、大聖堂やヘルシンキの街並みが新鮮です。










スオメンリンナとは、世界遺産にも登録されている要塞だった島。
島のあちこちに大砲があったり、レンガ造りの要壁の上や中の通路なども探検することもできるので
どこを歩いていても素敵な景色を見つけられます。






さぁさぁ、レシピに戻りましょうw

島内を散策していると、お気に入りの場所がきっと見つかります。
そこで、蚤の市で買ったマリメッコのファブリックをさっと広げましょう。
日本では屋内で使うことが多いと思いますが、青空の下で見るファブリックの魅力は特別なものがあります。
とっておきの1枚に変わる瞬間です。(バサッ)






そして、あとは簡単。
広げたファブリックの上に、サンドイッチにワインやジュース、フルーツにスイーツを広げるだけ。





ストックマンでサンドイッチやチーズやワイン、スモークサーモンに酸味の効いたライ麦パン。
マーケット広場でカラフルに並ぶ、数種類のベリーやリンゴ。
地元の食材を詰め込んだバスケットと、お気に入りのマリメッコのファブリック。
自然の中で広げる鮮やかなファブリックは、どんな1枚を選ぶか考えただけでもわくわくする。
そう、何気ないけれどとっておきのイベントは、もう始まっていたのです。






旅の中盤くらいになると、だんだんと街や時間の流れに馴染んでくると思います。
そこで、さらにフィンランドタイムに時計を合わせてみましょう。
フィンランド人たちが、週末になるとピクニックへ出かける人気の島、スオメンリンナ。
せっかくだったら、「観光」として訪れるのではなく、
フィンランド人にまぎれて思いっきりのんびりした時間を過ごす。

でも滞在時間の限られている中、ショッピングも美味しいものもまだまだ楽しみたいのもホントのところ。
そんな時は、こんな風に「旅」のイベントを作ってみませんか。



バスケットを持ってフェリーに乗り込みバルト海の風を感じ、マリメッコのファブリックだって
思い切って芝生の上に広げてみてください。
きっと、新しい旅のかたちが見えてくると思います。














2015-06-17

暮らしに馴染む心地のよい器



ARABIA社の24H (24時) シリーズ。
現在もAvec(アベック) や Tuokio(トゥオキオ) のベースにもなっていますが
このマットな味わい深いグリーンは、2006年に廃盤となりその姿はヴィンテージでしか見ることができません。

デザインしたのは、近年のフィンランドデザインの土台を支えるデザイナー、へイッキ・オルヴォラ。
名前を聞いたことがなくても、デザインしたシリーズを聞けばお持ちの方も多いはず。
そんな彼のデザインした、24Hシリーズは、アラビア社のロングセラー商品となっています。

私たちが紹介し続けたいのが、このグリーンの釉薬。
和食に洋食、フルーツやデザートにジャンクフードまでも、受け入れてくれるのはこのシリーズならでは。
24Hというネーミングは、24時間どんなシチュエーションにも使えるところから由来しているそうです。























朝食にランチタイム、デザートに夕食の1枚まで。
日本人の私たちの暮らしにもすんなり馴染んでくれて、心地のよいコーディネイトを完成させてくれます。

サルミアッキの定番の器として、これまでもご紹介してきましたが、すぐに完売してしまうこのシリーズ。
今回は、ご家族分も揃えていただけるように、枚数を集めてご紹介しています!
(が、現在残りは、これだけですw汗。)








そして、そして。先日、出版された萩原健太郎さん著書「ずっと使いたい一生もの 北欧の日用品」
北欧デザインを知り尽くした萩原さんが、毎日をていねいに美しく暮らすための日用品として
100アイテムを紹介。本当に使い続けられる「ホンモノ」だけが選ばれています。
日用品なのに、1つ1つにストーリを感じさせる文章と写真が、本当に素敵な1冊です!




実は、そんな素敵な書籍の中で、サルミアッキもアイテムを貸し出しにご協力させて頂きました!
それが、この24Hシリーズのグリーンのプレートなのです☆







みなさんの暮らしにすっと馴染んで、ずっと使い続けられる1枚を。









2015-05-31

太陽が傾き始めたら、西へ向かう。



みなさんは、旅をしている中で「時間」をうまく使っていますか?
お店の営業時間や美術館の閉館時間、団体旅行の集合時間など。
決められた「時間」にだけ、意識がいっていないでしょうか。

フィンランドの、いわゆる観光名所的な場所は、本当に数える程度です。
だからこそ、フィンランドにゆったりと流れる「時間」に身をゆだねることが、最高の旅の目的。

夏でも早朝には、キリッとした少し冷たいフレッシュな空気が、前日の街の汚れを洗っているように流れます。
そんな空気は、朝の「時間」にしか味わえません...。


そこで今回は、夕刻にしか味わえない「時間」をご紹介してみたいと思います。
白夜の国と言ってもヘルシンキは、南に位置しているので、日は沈みます。
そんな「時間」を追いかけて、太陽が傾き始めたら、街の西へ向かうのがオススメです。




こうしてたどり着いたのは、ヘルシンキの西側に位置するカフェTorpanrantaですが、このカフェに行きたくて...
と言うよりも、夕日が見たくて西へ向かったら、ロケーションバッチリのカフェがあった。という感じです。
セルフタイプのカフェなので、リーズナブルで、旅行者にも入りやすいのも嬉しいポイント。

ちょうど夕刻、地平線に沈む夕日を眺めながら、広いテラス席には、数名のお客さんがお酒を飲みながら
静かにその「時間」の流れの中に身を置いているだけ。という表現がぴったりに思えます。








やわらかな色の夕日に染まるヘルシンキの夕刻の「時間」
ただただ、その時間に身をゆだねていることを許してくれる。
フィンランドは、そんな国です。





2015-05-29

クリーニングデイ・フィンランドマーケット無事終了致しました!

先日、5月23日に開催された『クリーニングデイ・フィンランドマーケット』大盛況のうちに終了致しました!
ご来場頂いた本当にたくさんのお客様、ご出品してくださった皆様、出店してくれた仲間のみんな
そして、今回会場としてサポートしてくださった京都キリスト福音教会のみなさま、
本当にありがとうございました!

スタッフのみんな、忙しすぎて、写真を撮る余裕もなかったのですが、
とにかく、報告ブログ書きたいから!と、みんなから根こそぎ集めてみましたが、まだ少ないw
そこへ、助っ人ヤンネさん登場です!
彼は、フィンランド人フォトグラファーで、会場内でたくさん素敵な写真を撮っていてくださいました☆
(クレジットの入っている写真はヤンネさんの写真です!)



今回来れなかったみなさまのためにも、写真多めでレポートしたいと思います!





ここが会場となった、北白川にある京都キリスト福音教会です。
1950年にフィンランド人宣教師が建てた教会なんです!
実は、奥の離れにサウナがあるんですw(さすがフィンランド人ww)もう今は壊れちゃって使えないけど。


そして、会場内は、こんな感じでした。



どれも、これも、「北欧モッタイナイ・アイテム」だなんて思えない!!しかも蚤の市価格!!

そして、今回フィンランド観光局さん、フィンツアーさん、南海国際旅行さん、フィンエアーさん
西日本フィンランド協会さんから、ご協力を頂き実現したブースがこちらのインフォメーションです。


そしてっ!
食べ物ブースも忘れちゃいけないw
フィンランド人宣教師秘伝のレシピで焼いたプッラ(菓子パン)やカック(ケーキ)にシマシマのアイスのブース!!
(スタッフのみんなは、まだ準備中w)






こうして会場内は、着々と準備をしていたのですが、外が全く騒がしくない!w
最初ね、人がそんなに来ないなーってしょぼんとしてたんですw
(きっと9時ごろから人が並ぶかもと思っていた、実はポジティブな方の人間ですw)
やけっぱちで、オープンの10時に外に出てみると!
(photo by Janne Rytkonen Photography)

もう、向こうが見えないくらい何十人も並んで下さってましたー!ヒャーーーー!
本当に、みなさんありがとうございます。
たっくさん準備していた、ウエルカムサルミアッキ♥も早々になくなってしましましたw




ヤンネさんが撮ってくれた写真で、会場内の雰囲気を味わってください!
(photo by Janne Rytkonen Photography)

(photo by Janne Rytkonen Photography)

(photo by Janne Rytkonen Photography)
(photo by Janne Rytkonen Photography)
(photo by Janne Rytkonen Photography)
(photo by Janne Rytkonen Photography)




外には、子供たちがママたちの熱いお買い物を、遊んで待ってられるようにキッズブースも!
それにしても何を一生懸命、のぞきこんでるんだろww

(photo by Janne Rytkonen Photography)






今回、一般の北欧好きご家庭で眠ってしまっている北欧モッタイナイアイテムのアップサイクル(活性化)を
目的にクリーニングデイを企画しました。
フィンランドで、フィンランドデザインがぐるぐる回るように、日本で眠っていた北欧アイテムが、
たくさんの方にときめいてもらい、新しいお家へ嫁いでいきました。

この企画を通して、何人ものお客さまが、こんな風にお話しされていました。
「家で眠ってる北欧アイテムを、いざ手放そうと手に取ると、愛着や思い出がよみがえって
今では、食器棚の一軍入りしましたw」と。

クリーニングデイに出品しなくても、ご自身でアップサイクルするキッカケにもなっていたなんて
本当に嬉しかったです。


(photo by Janne Rytkonen Photography)



クリーニングデイを終えて、みなさんから本当にたくさんのことを教えてもらえた気がします。
フィンランドからデザインを持ち帰り、日本で販売する。
そんな一方通行なだけのことではなく、サイクルを生み出すことの大切さをあらためて感じることができました。

私たちが生み出すサイクルは、とても小さいかもしれませんが、これからもサルミアッキらしい企画で
たくさんの良いサイクルを生み出していきたいと思います!

本当にみなさん、ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします!